JAPAN品質の製品を、世界同時立上げで顧客に提供する

株式会社 池田製作所 様

所在地:群馬県太田市西新町135-3
URL:http://www.ikeike.co.jp


株式会社池田製作所様は、自動車部品の製造と金型設計・製作を中心に、ハイテン材(780MPa級)、深絞り、板鍛造などの製品を創業60余年の経験と技術力で、お客様の求める高い要求に応えている。また、アメリカ、タイ、中国にも生産拠点を持ち、その強固なネットワークを活かし、「JAPAN品質で世界同時立上げする」という離れ業も可能としている。

本社工場
代表取締役社長 池田 剛一氏

課題

生産性向上に向け、プレスのSPMアップや段取り時間短縮が課題に

当社では、主に自動車用ドラムブレーキやサスペンション、ステアリング、ミッション、シートなどの各種部品や、トラック厚板部品などを生産していますが、お客さまの要求は高度化しています。
当社は、そんなお客さまの要望にお応えするために、さまざまな材料仕様への対応や高度な工法を駆使しつつ、微細な改善を積み上げ、様々な工夫を凝らしながら生産性の向上につなげていく活動を続けています。
プレスの自動化においては、グループ全体で約180台のロボットを有していますが、さらなるSPMのアップや段取り時間の短縮が求められておりました。

工場内設備
アマダプレスシステム営業マンによる商品説明
高精度な製品加工を支える充実した測定機器

ソリューション

メカ式ロボットからサーボ式ロボットへの転換

当社では旧型のメカ式ロボットから、サイクルタイムの向上を図ったサーボ式ロボット(RYNロボット、RHNロボット)に転換し、搬送高さの変更などの工夫も加え、SPMのアップで生産性の向上を図りました。
また、ワンタッチ脱着式のロボットフィンガーを採用して、加工内容毎に用意し、段取り時間の短縮を図っています。
工番管理においては、ロボットのタッチパネルで機種ごとに管理することで作業も楽になりました。
現在では全体で約80%のサーボロボット化が進み、仕掛減や品質安定に効果があったと実感しています。
日本・アメリカ・タイ・中国の拠点から、お客様の求める製品を、必要な場所で、必要なタイミングで、そして適切なコストで提供し、競合他社に負けない「速さ」で先行していきたいと考えています。

RHN120サーボロボットライン
ワンタッチ脱着式のロボットフィンガー
段取り時間短縮を目的に用意された各工程のフィンガー群
  • 掲載の内容、当社商品の機能、サービスの内容等は、2016年6月現在のものです。
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納入商品紹介

RHN 2軸サーボロボット
RYN 2軸サーボロボット

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